当店デモカーのアルファロメオ4C。
ウォッシャー液を補充するとバシャバシャと
フロントタイヤ付近から水が漏れてしまいます。
原因を探るため作業を開始しましたが
実はこの車、ボンネットを開けることができません・・・
開けるのではなく取り外すのです。
漏れの原因はノズルの赤丸部分が切れていたためですが
たかがノズルとはいえこれはイタリア車。
金額も部品の在庫も想像がつかないため
写真を撮り忘れましたが修理することに。
ところでこれらの写真を見て車に興味のある方なら
何かに気付かれたのではないでしょうか?
見慣れないアルミフレームとその奥に見えるカーボン。
そう、この4Cという車はカーボンモノコックなのです!
マクラーレンF1、フェラーリF50、ブガッティヴェイロン、
ランボルギーニアヴェンタドールなどがこの構造を
採用しており、この4Cも名だたるスーパーカーと同じ
カーボンモノコックを採用しているのです。
1,050㎏の軽量な車体に1,750㏄の直噴ターボ、
240㎰/6,000rpm、35.7kgm/2,100~4,000rpmを発生する
エンジンが搭載されているため暴力的な加速をします。
しかもパワーステアリングが付いていない重ステ!
快適性を犠牲にしてまでも走る楽しさを追求した車です。
また見た目のインパクトも強いため、信号待ちですら
隣の車に声を掛けられるほど笑。
なんだか車両紹介の方が多くなってしまいましたが
興味のある方はぜひ見に来てください。