UVF46 LS600hL ボディーコーティング

自動車販売店様よりLS600hLのボディーコーティングのご依頼です。一見綺麗に見えるボディーですが照明をあてると浮かび上がる洗車傷が無数についております。

淡色ならここまで目立たないですが濃色だとこんなに目立ってしまいます。しかもこちらのお車はボディーがロングタイプのため磨くのも面積が広く大変でした。

初期研磨でしっかりと傷を落とし、中間研磨で初期研磨の磨き目を除去、最終研磨で中間研磨の磨き目と磨きムラを除去しつつ仕上げの艶を引き出します。

ボディーコーティングに費やす時間の大半は、洗車時におこなう細部洗浄とボディーに付着している汚れや鉄粉の除去、そして下地処理(ボディー研磨)なのです。どんなに高価なコーティング剤を使おうと、この下地処理がしっかりしていないと全くもって無意味なのです。

複数人で作業するのなら別ですが、しっかりとした磨きをおこなおうとすればとても1日では磨ききれません。

女性に例えれば…

出かける前には必ずお化粧をすると思いますが、朝起きてすぐにしませんよね?まずは顔を洗い汚れをしっかり落としてから始めるはずです。汚れたままの顔にどんな高価な化粧品を使用してもしっかりとのらないはず。

化粧品が「コーティング剤」だとすれば、洗顔は「下地作り」なのです。夕方お化粧がくずれてきたから直すように、コーティング施工後もまめな「お手入れ」は必須です。ですが、お手入れといっても決して難しい作業ではありません。ボディーが汚れてきたなと思ったら「洗車」をするだけです。

「車を購入したらコーティングをサービスしてくれたんだよ!」とたまに耳にしますが、これだけ神経を費やす作業をサービスでなんてとてもできません…

本当それ、コーティングなの?と疑ってしまいます。

と、少し話がそれてしまいましたがご依頼誠にありがとうございます。